« 「熊男の住処」に「キーワード関連表」アップ | トップページ | 自然~笑顔に出会う瞬間~ »

2008年3月 2日 (日)

「しろうるり」

 今日、部活の指導中に生徒達がこんな話をしていた。

「○×△くんって、名前と顔が一致しないよね~。」
「そういえば△×□くんも、名前と雰囲気が一致しない~。」
「でも、○○△ちゃっんて……やっぱり○○△ちゃんよねー。」
「□○△ちゃんもーー。」
※ 後半の2人は部員仲間である。

 話を聞いていて、徒然草の60段に出てくる「盛親僧都」を思い出した。同僚の坊さんに「しろうるり」と名付けて、「それはどういう意味か。」と聞かれて、「そんなこと俺も知らない。」と答えたあの坊主である。(実は熊男は彼のファンなのだが…)

 固有名詞は、他の言葉と少し違う性格を持つという話を聞いたことがある。共時態が作り出す横のつながりから外れてしまっている可能性があるというのだ。だから、「現実」からちょっと離れてしまっているような錯覚(「非現実感」というべきか…)を起こしやすいのかも知れない。横のつながりが弱いので、すぐくっついたり離れたりする。

 人の名前は人のアイデンティティそのものなので、当然人権問題にも繋がる扱いの難しい話題ではあるが、そういった点をきちんと配慮できれば、国語の授業構想のネタにもなりそうだ。

|

« 「熊男の住処」に「キーワード関連表」アップ | トップページ | 自然~笑顔に出会う瞬間~ »

修士論文「『自己認識』を促す国語教育の研究」戯言解説」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「熊男の住処」に「キーワード関連表」アップ | トップページ | 自然~笑顔に出会う瞬間~ »