« 実際そうだから仕方がないが… | トップページ | アルペジオの多重奏 »

2008年6月 7日 (土)

研究授業終了

 昨日、定番教材『羅生門』を使った研究授業を実施しました。

 いつもの「キーワード(心情表現)探し」に加え、黒板上の「言葉のつながり」探しを学習者自身が行う活動を取り入れ、最後には黒板上に大きな竜を書いて、ぴったり50分の授業を終了しました。

 「キーワード探し」は、いったん文脈から言葉をひきはがすことによって、言葉の一つ一つがせめぎ合う力を増幅することをねらった活動です。(つまり生徒が黒板を見ながら、ふーんへんな言葉の羅列だなあ…と感じることをねらうわけです)。特に『羅生門』は場面ごとに心理とその原因を追うだけでは単なる節操のない男の話にしか見えませんので。たぶんそれが芥川の最初からの戦略のような気もします。
 ただ、活動そのものは一見単に「キーワード(心情表現)」を引っ張り出すだけで、極めてシンプルなので、特にせっかく見に来てくださった他教科の先生方にはあまり受けはよくなかったようです。(生徒の言葉の一つ一つを指導者が全力で受けとめて、ぶつぶつなにか語るのもポイントなんですけどね)。少なくとも、指導者は生徒とジャズを踊って楽しんでます。パントマイムかも知れませんが^^;

 今年は、この研究授業の様子を秋に大分県内の研究会で発表する予定です。
 さらに、昨年度までの実践の総括として、去年鳴門の学会発表で予告した「非現実の側から現実を見つめる」と、「いかに言葉をせめぎ合わせるか」という二つの観点で、二本の論文を書く予定にしています。

 それが終わったら、いよいよ長編小説かな…。(まあ、あくまでも予定にすぎませんが^^;)

|

« 実際そうだから仕方がないが… | トップページ | アルペジオの多重奏 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216436/41453464

この記事へのトラックバック一覧です: 研究授業終了:

« 実際そうだから仕方がないが… | トップページ | アルペジオの多重奏 »