« ダニー・ボーイ | トップページ | ファンネルとメタ認知 »

2009年2月 1日 (日)

不器用な人間が好きだ

 これは単なる好みの問題であって、「教育はこうあるべきだ!」等といった大それた論を展開させようとしているのではないので、あらかじめ断っておく。

 大体世の中が複雑すぎる。おまけにほとんど誰でも「真実」と「常識」とが必ずしも一致するとは限らないということを知ってしまっているのでさらに始末に負えない。この「真実」と「常識」のずれとどう向かい合うかという観点で、現代人を3つに分類できるような気がする。

 一つは「みんながやっているから安心」という付和雷同タイプ。「真実」=「みんながやっていること」なわけだ。このタイプは一見余裕がありそうで、みんなの中ではスマートに生きているが、その集団を離れるととたんにあたふたし始め、ちょっとした変化にも対応できなかったりする。
 次は、みんなにも合わせたいし、真実でないこともしたくない…というタイプ。やることなすことぎこちなくて見た目格好わるい。自分自身も「生きるのが下手だ。」と悩んでいたりする。
 最後は、「常識」と「真実」の違いなどそれ自体が人間の真実だと高笑いしながら人生を謳歌するタイプ。簡単に言えば精神的な意味でのスーパーマンだが、こういった兼好法師みたいなタイプはまあその時代に数えるぐらいしかいないだろう。一度会ってみたいが。

 私はこの2番目のタイプが好きだ。この時代に真に全てに対してまじめに生きていこうとすると必ず「不器用」になる。というより、不器用な人間を見ると安心する。「ああ、一生懸命生きているんだなあ。」と感じるのだ。また、不器用な人間には表裏が少ないような気もする。接する際に、あれこれ裏を読む必要がない。

 繰り返すが、これはあくまでも好みの問題だ。人間の魅力など、簡単にブログなんかで説明できるようなものではあるまい。

|

« ダニー・ボーイ | トップページ | ファンネルとメタ認知 »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216436/43924767

この記事へのトラックバック一覧です: 不器用な人間が好きだ:

« ダニー・ボーイ | トップページ | ファンネルとメタ認知 »