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2009年4月14日 (火)

「言葉」

 「言葉」というものにとりつかれ、それを生業として何十年も飯を食っている。つまり一応は「言葉」のプロのはずなのに、つきあえばつきあうほどにこいつは謎だらけだ。

 例えば、失恋したとする。(またその話題かとあきれるべからず。わかりやすくていいだろう。)
 最初から全く可能性がないとわかっている恋をする人はまあそんなに多くはないはずだ。大抵は「ひょっとしたら…。」と思うからこそ、その相手にアタックして華々しく散るというものだろう。
 ところで失恋すると、誰でも自分がなぜそんな情けないことになってしまったのか、残り火くすぶる脳味噌に消化剤をふりかけながら反省する。それこそメタ認知が大活躍する場面だが、自分の記憶をさかのぼっていって、自分の心に火がついてしまった原因を追求すると、たいていそこには相手のたった一言の「言葉」があったりする。そして、失恋した後で眺めてみると、それは何でもない日常会話のたわいもない一言だったりする。

 たった一言のなんとすさまじい力を持つことか。かつて魔術師は実在したと信じる。それは「言葉」の力を知り尽くした人物であったに違いない。
 別に魔術師なんかになりたいとは思わないが、もうすこしぐらい強い心を手に入れたいとは思う。だから、まだまだ熊男の「言葉」探求は続くはずだ。
 

追記

なーんとなく、だいぶ前に似たような記事を書いたような気もしますが…まあ気のせいと言うことで^^;

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