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2009年11月 5日 (木)

元気が出るなあ

 内田樹さんの講演を観てきました。全く想像通りの方で、ずいぶん前から何度も講演を聴いていたような不思議な感覚がありました。
 「バガボンド」の話とか、文科省の話とか、内田さんのブログでもおなじみの話題に加えて、「ランダムに並べたものの背景を探り出す能力」とか、『どくとるマンボウ青春期』に出てくるあるエピソードの話とか、なんだか私の興味そのものといったお話のオンパレードでした。本当に100分間があっという間でした。

 最も興味をそそられたのは講演の最後の方の話題の一つ、「日本語は言語認識の際、平仮名に対しては脳内の言語認識の機能、漢字に対しては脳内の図形認識の機能と、二つの脳の機能を同時に働かせる必要がある」というものです。養老孟司さんの話された内容ということですが。
 実は、テクスト読解の際に線状性に縛られるケースと縛られないケースとがあるのに最近興味を持ち、あれこれ頭の中で考えていました。なんだかその答えをあっさり示してもらったような感じです。そもそもなぜ人は言語認識の際に線状性に縛られるのかという疑問はまだ心の中でくすぶってはいますが。いや時間はなぜ存在するのかという疑問に等しい空論であることは百も承知ですけどね。

 ふとラングは図形認識機能から生まれたものなのかもしれないなあなんて考えていました。(というより内田さんは最初からそのつもりで話をなさっていたような気もしますが…)

 今日はアトラクションの精華女子高等学校のマーチングを聴いていた段階から、梶井基次郎の「器楽的幻想」みたいに頭がクラクラしていましたし、なんだか一日桃源郷をさまよってきたようでした。さあ、ノー味噌立て直して明日からしっかり仕事せねば!

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