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2009年12月23日 (水)

『花神』

 小学校5年か6年ぐらいの頃だったと思う。当時、クラスメイト達の間で大流行していたものが二つあった。それがピンクレディーとNHKの大河ドラマ『花神』だった。

 例によって流行になかなかついて行けない私だったが、『花神』を年末の総集編で一気に観た。『花神』は幕末期に活躍した天才軍略家である大村益次郎の伝記である。まず物語は主人公が暗殺される場面から始まる。そこから回想シーンに入り、若き日の大村益次郎の姿から徐々に運命の日までの経緯が語られる。それだけでなく、幕末を生きた多くの人々が、それぞれ一つの作品の主人公級の扱われ方で描かれていた。
 
 主人公大村益次郎と並んで、少年の私に強烈な印象を残したのが、高杉晋作だった。中村雅俊さんが演じていたと記憶しているが、他の作品と勘違いしているかも知れない。どんな場面だったか忘れたが、何か事をなそうと馬に乗って駆けているシーンがあり、その記憶がなぜかいまでも鮮明である。

 中学になって、親父の書棚に『花神』のハードカバーが二冊あるのを見つけ、その場に座り込んで一気に読んでしまった。それから私は司馬遼太郎作品を一つまた一つと読み始める。『龍馬がゆく』『人斬り以蔵』『酔って候』etc…。

 それらの本を読んだ後は、一、二週間、その内容のことばかり考え続けた。そののめり込み方はほとんど「恋愛」に近いぐらいだった。妙なたとえとは思うが、それ以外に適切な表現が見つからない。

 来年の大河ドラマはまた坂本竜馬を主人公にするらしい。ちょっと楽しみだったりする。

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