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2010年1月20日 (水)

小説創作の授業

 今日から数時間かけて、小説創作をしよう。

 小説創作といったら大変な感じがするかも知れないけど、字数は800字以上という条件でいい。800字以上なんて小論に比べたらあっという間だ。
 昔、ある作家の「小説の書き方」という本に次のように書いていた。
 「ネタに困った時は、兵隊さんを10人登場させて点呼をとる。すると『いち』、『に』、『さん』…と一行ずつ使って、あっという間に10行埋まる!」
 これはさすがに冗談だが、実際、小論に比べたら隙間も多くて、800字なんてすぐ書けて、たぶんさらに書きたくなる。

 さて内容については、あんまり壮大なストーリーにしないことだ。ほんの5分か10分ぐらいに起きたことを、丁寧に説明する。映画のワンシーンを、それを観ていない人に説明して、観たのと同じぐらいの感動を味わわせようと考えてみてほしい。そうすると800字なんて、映画の時間にすればあっという間のことだとわかるだろう?

 SFとか恋愛物とか、ジャンルは何でもかまわない。どんなジャンルでも背景の説明なんかする必要はない。登場人物を動かしているうちに、背景なんか自然と伝わるものだ。
 
 (「熊男の住処」の「影」を朗読。)

 これは実際にあった話じゃない。でも、実際にあったことを材料として使っている。小学校2年の時に、祭りの雰囲気に興奮して、ぐるぐる自分で回っているうちに、目を回して倒れてコンクリの階段で頭を打って4針縫ったという経験がもとになっている。
 実話を書くのではなく、実話をうまく利用して、「うそ」を書くのがコツだ。

 さて、これが最後の条件だが、詩の授業の時に説明したように、やはり文章を書く時には、たとえ「うそ」でもなにか「表現したいこと」がほしい。「表現したいこと」をそのまま語るのではなく、「うそ」の裏に込めるのだ。むしろ「うそ」だからこそ、本音を語ることもできるというものだ。そのへんについては詩の授業の時に理解してくれたよね。
 「アバター」は観たかな?あれは壮大な「うそ」話だけど、明らかに裏に「表現したいこと」があるよね。私は3つぐらい隠れたテーマを見つけたよ。

 できあがったら班を作って鑑賞し合い、班代表を選出しよう。その作品を、私がまたひーこらワープロで打つよ。それをみんなで鑑賞しよう。


追記

 「アバター」は肝心なところが描かれずに終わったなあ、と思っていたら、3部作になるという記事をどこかで読んだ。それで納得。

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