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2010年4月13日 (火)

ハッブル宇宙望遠鏡

 ついにNHKオンデマンドを契約してしまった。何しろ地上波が届かない場所に住んでいるので、これがスタートする前から自分にとって有用性が高いだろうと認識していたのだが、使ってみたら予想以上に自分にぴったりのメディアだった。

 で、あれこれ番組を見てみて、衛星放送しか見てなかった最近の私にとってはどれも楽しい内容だったのだが、NHKスペシャルの「ハッブル望遠鏡」は特に面白かった。実はハッブルの廃棄が決まっていたことまでは知っていたのだが、それが撤回され、ほんの一年前にスペースシャトルで40倍の性能の映像処理機器に換装されていたことは知らなかった。最近何かの雑誌でハッブルが捕らえた宇宙の映像は見ていたのだが、「ハッブルってこんなにきれいだったっけ?」ぐらいに感じただけで、記事を真面目に読もうとしていなかったのだ。

 それが何で突然興味が湧いてそんな番組を見たのかというと、それはポアンカレ予想に興味が湧いたからに他ならない。というより、廃棄の決まったハッブルを改装したり、更に高性能の宇宙望遠鏡を2014年に打ち上げたりするのは、なんだかポアンカレ予想の指し示す宇宙像を確認しようとするのが本当の意図のような気がしてならないのだが…自分の思いつきにこだわりすぎだろうか?^^;

 番組自体は、相変わらず「ビッグバン宇宙論」のパラダイムに寄り添った解説になっていた。つまり、遠い天体は「遠ざかっている」ので赤方偏移で赤くなると説明していたが、雑誌の「ニュートン」か何かに、天体同士が遠ざかる理由そのものは単に天体相互の相対的な関係に過ぎず、「遠い」のが原因とは限らない、と書いてあったような気がする。だから逆に、なぜ膨張宇宙論のパラダイムにこだわった説明をする必要があるのだろうという疑問さえ感じてしまう。

 ハッブルが新しくなって、約一年。つまり地球は太陽の周りをぐるりと一周したわけだ。つまり最も異なる角度から天体を観測したデータがそろそろ出そろってきているはずだ。
 これから何が明らかになっていくのか、時が過ぎていくのが楽しみでしょうがない。遠足の日を指折り数えて待つ小学生の気分だな。

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