« 困った… | トップページ | 近況です »

2010年4月 4日 (日)

山口情報芸術センター

 山口県山口市まで日帰りで行ってきました。全行程8時間の旅でした。

 何でそんな遠くまで行ってきたのかというと、たまたま最近「マインドタイム」という本を読んだのですが、これまた偶然その「山口情報芸術センター」というところに「マインドタイムマシーン(MTM)」という展示物があると聞いたのです。それで放浪癖のある私は、またふらふらと県境を二つも越えて、見たいものを見に行ってきたのでした。
 
 展示されていたのは、まさに「情報芸術」でした。
 「情報」の中でも、特に人の「意識」とか「認識」とかにテーマを置いた作品であり、つまり私の興味にぴったりだった訳です。
 かなりのハイスペックの映像機器や情報処理機器が使用されていて、子供の頃から美術館とか歴史資料館とかが大好きだった私にとっては、なかなかに刺激的な体験でした。

 鑑賞しながらふと思ったのは、「芸術」の定義が、現実の裏にある「真実」を観る人にかいま見させる、というものであるなら、「科学技術」はそれ自体が「芸術」なのかも知れないなあ、と。
 だから、確かに展示物を見ながら、それらの作品の直接的なテーマである「情報」とか「意識」とかについてあれこれ考えさせられましたが、それ以上に、「科学って何だろう」という気持ちにさせられていたのでした。

 個人的には、なにしろ「言葉」なんてものを生業にしている人間なので、プログラムの要素の一つにそれが絡むとさらに面白くなったのかな…などと自分の趣味を語りたくなってしまいます。ただ実際そうしてしまうと、そっちのインパクトが強すぎて、作品全体のテーマが拡散してしまうのでしょうね。

 ああいう不思議な物を、図書館の隣にばーんと展示してあるのはすばらしいことだと思います。子供たちには「なんだか訳のわからないもの」をどんどん見せるべきだ、とどなたかが言ってましたね。子供達があれを見て何を感じるかを想像すると、それだけでもなんだかわくわくしますね^^

追記

 壁にたくさん並んだ「自動追尾カメラ」の一つだけがぶるぶる震えていて、演出かと思ったら、単に故障だという話でした。震えながらちゃんと他のカメラ達と同様、こちらを追いかけて懸命に光っているのがなんだかけなげでした。「なんだか病気になっちゃったみたいですね。」と係の人に話したら、笑っていました。

|

« 困った… | トップページ | 近況です »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216436/47999144

この記事へのトラックバック一覧です: 山口情報芸術センター:

« 困った… | トップページ | 近況です »