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2010年6月29日 (火)

人の意識は音や光とつながっている…

 人の「意識」は、原始の海に浮かぶコアセルベートみたいなモノなのかも知れない。つまり周囲の環境と自分との境目がはっきりしない。そのへんは「自己意識」(4)あたりを読んでいただけると、私が何を根拠にそんなことを言っているのかを納得していただけるはずだ。(このシリーズ自体に根拠があるかどうかはとりあえずおいといて…)

 コンピューターの中で人工知能を作ろうとする試みの話をよく耳にする。ちょっと前に見たテレビ番組では、数十年以内に実現可能だと誰かが語っていた。

 しかし、先に述べたように、人の「意識」は周囲の「現実」とつながっている。量子論なんかは、「現実」を、「なぜそうなるのかはわからないが観測結果からそうとしか言いようがないもの」として、そのままその理論を科学の諸分野に応用してしまっている。つまり「現実」の正体さえわかってない。

 そんなものとつながっているもの、つまり「意識」などといった正体不明なものを、コンピューターの中で作ってしまおうというのだから、まあうまくいくはずがない。コンピューターに耳と目玉をくっつければ可能になるかも知れないが。

追記

 例の記事から連想したことです。まあいつもの戯言ですから^^;

追追記

 ニューロン相互が「ハウリング」する様子は、レシプロエンジンに似ているのかも知れない。

 宇宙飛行士は、宇宙空間の静寂に耐えるために、無音無光の閉鎖された部屋に閉じこもる訓練をすると聞く。(『プラネテス』にそんなエピソードがあった。)そういう環境では、人は1時間どころか、数十分程度も耐えられないらしい。刺激がないと人は自分の「意識」を安定させることが出来ないわけだ。

 ニューロン相互が単独で「ハウリング」する際にも、その反応を後押しする力がかかっているはずだ。それはレシプロエンジンが、アクセルを戻しても慣性で回り続けるが、そのままガソリンを供給しないと止まってしまうのと同じだ。この場合ガソリンに相当するのは、当然外部からの刺激である。

 外部からの刺激が、「赤」なら「赤」に関するニューロンしか反応しないかといえばそうではない。例えば「言葉」は、実はそのほとんどがメタファーのつながりによって成立しているとどこかで読んだ。つまり、直接関わりのないものをつなぎ合わせる力を、人間の脳は持っている。(高校の教材か?)。「言葉」に限らず、他の刺激に関しても、直接関わりのないニューロン群を反応させる力を脳は持っているはずだ。

 おそらく、恒常的な外部からの刺激、例えば「音」とか「光」等が、我々のたわいもない「思考」の一つひとつを、外からクラッチをつないでやるように、後押ししているはすだ。「無意識」のうちに。

(追追記は寝ながら考えていたことを朝になって打ちました。それでは仕事に行ってきます。)

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