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2011年1月 5日 (水)

せまる しょっかー

 古文の文法は、高校国語の「壁」の一つだろう。わたしゃ国語の教員のくせに、高校時代はさっぱりわかってなかった。
 文法を覚えるのには、あれやこれやのコツがあって、語呂合わせなんかもその一つである。

・「スイカ止めて」

 助動詞「べし」の文法的な意味を教えるときの語呂合わせで、「推量、意志、可能、当然、命令、適当」のそれぞれ頭文字を、くっつけたもの。これを最初に教えるときには、「うる星やつら」という漫画の、スイカが巨大化して転がってくるエピソードを引用する。「スイカを止めてくれ~」と叫ぶ。イメージが大事。「す~は推量のす~、い~は意志のい~」とドレミの歌を歌ったりもする。

・「寂しい『り』」

 完了の「り」は実際ちょっと寂しい奴なのだ。

・「ひいきに見え(ゐ)る」

 実際、上一段は、ひいきされているぐらいよく試験に出る。

 そんなこんなをある年の3年生に教えていた時、ある生徒が「先生、1年の時に○△先生からこんなの習ったー」と言い出した。過去の助動詞の「き」の語呂合わせらしい。
「いや、俺はそれを知らないよ。教えて教えて。」
「それはね先生、『せまる~~』」
「おおっ、仮面ライダーだな、ほーーー、それからどうなる???」
「『せまる~~~~~きぃしぃしかっ』」
「…………………………(全然語呂合わせになってないんですが)。」

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