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2011年2月20日 (日)

「運動検出ニューロン」

 二つ前ぐらいの記事で話題にした「運動検出ニューロン」について感じた些細な疑問について書いてみる。

 例えば列車に乗った時、隣のホームにも列車が止まっていて、こちらの窓からの視界をほとんどふさがれた状態になっていることがよくある。発車のベルが鳴って隣の列車が走り出したときに、自分が乗っている列車の方が走り出したような錯覚を感じることがある。列車が走り去って隣のホームが見えると、「ああやっぱり走っていたのは隣の列車だったんだ」と安心する。
 遊園地のアトラクションにも、そういう錯覚を利用したものがあるように思う。

 動きはあくまでも相対的なものであって、視線の先のものが動く時と、自分の目玉が動く時と、脳が知覚する情報は質的にそんなに違わないような気がする。我々が目玉をぎょろっと左右に動かしただけで、目玉に入ってくる視覚情報は相対的に「動いて」いるはずだ。
 もし「運動検出ニューロン」というものが本当に存在するのなら、我々は普段の生活で、ほぼ四六時中それを発火させていなければならなくなる。目玉と連動して「動き」でないと判断している部分もあるのだろうが。

 だから、錯視について考えるときは、なぜそれが動いて見えるのかではなく、なぜその図柄だけが違った方向に動いて見えるのか、という観点で捉えるべきだと思うのだが…。

 いつもの戯言です。

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