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2011年2月18日 (金)

ノイズリダクションと時間の幅

 ノイズリダクションにもいろいろあるが、ここではテレビのビデオ信号からノイズを除去するシステムのことを話題にしている。

 ある程度の画像データをあらかじめメモリに読み込んでおいて、それらを比較することでノイズと映像とを判断し、モニターにデータを送り込むという原理らしい。(多分そうではないかと前から思っていたが、さっき調べたらどっかのページにそう書いてあった。)

 ふと人間の脳もそんな原理なのかなとまた戯けたことを考えた。

 茂木健一郎さんが「相互作用同時性」ということをおっしゃっているらしい。それについて説明した本を読んでいないので以下に書くことは想像である。(「脳内現象」に関係ありそうなことが書いてあったような気がするが…余裕のあるとき読み直そう)。

 ある認識が成立する際には複数のニューロンが反応しているはずだ。例えば目の前の机を認識するときは、色に反応するニューロン、形に反応するニューロン、照り具合に反応するニューロン、角度に反応するニューロン。それらのニューロンの発火が合わさって、「机」という一つの認識が成立している。
 ところで、それらのニューロンは、脳内の同じ場所に折り重なっているはずがないから、脳内で物理的な距離を持っている。そう考えると、人の認識としては「同時」であるものが、脳内で物理的な意味で同時に発火しているというのはどう考えても無理がある。ニューロン同士どうやって連携を取っているのかという問題が起きるわけだ。

 だから、脳内での時間にはある程度の幅があって、その幅の中で起きたことを、ノイズリダクションシステムのように脳内の何らかのシステムが調整して、「現在」という認識出力を確定させているのではないかと考える。

 で、ここからいつもの戯言なのだが…。

 ニューロンの発火状態がハウリングによって維持されながら脳内で乱立していると考えると、「相互作用」も起きやすくなると思うのだがどんなものだろうか。

 『脳とクオリア』という本に、「相互作用同時性」について書いてあるらしいから、読んでみるかな。


追記

 やっぱり『脳内現象』に書いてました。現在再読中。あちこち忘れている。まあ私にはよくある話だけど(^_^;)

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