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2011年3月 1日 (火)

「運動検出ニューロン」(その2)

 ちょっと前の記事で、「目玉が動けば相対的に視覚情報も『動く』はずだから、実際に動いているものだけに反応するニューロンがあるのは不思議な気がする」というような主旨の内容を書いた。

 このブログの戯言パラダイムを使えばこんなふうに言えるかも知れない。

 目の前の光景は、視野の中心部を中心に、今この瞬間の視覚映像と、過ぎ去ったばかりの過去の視覚映像とが、ステレオグラム的に合成されている。それが「現在」という認識を創り出している。その結果として、視覚情報は脳の中で空間的にも時間的にも広がりと奥行きを持った状態で安定している。ところがその全体的な安定が視野の一部で破られる時、脳内の「今」と「過去」とのステレオグラム合成がその部分だけ解かれ、それが一種の違和感として脳に感知され、最終的に「動き」という認識を生むのではないか。

 だから予期せぬ「動き」に出会ったとき、我々はびくっと驚く。それは時間認識と空間認識の安定が崩されるときの、「違和感」がもたらすものだと考える。

 まあ、いつもの戯言です。

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