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2011年8月 3日 (水)

片方の目だけの立体感

 ずっと前に思いついていたが、書くのを忘れていた。

 両目で見た時に、その視覚映像のずれが脳内でステレオグラム的に融合して、立体感を生んでいるというのは常識の部類であろう。しかし、片目を閉じてもある程度の立体感を感じられるのはなぜだろう?

 これは本カテゴリの「ステレオグラムと時間意識」の考え方を使えば簡単に説明できる。
 つまり、コンマ何秒か前に発火したニューロンの活動電位の残り火が、今この瞬間に発火したニューロンの活動電位とステレオグラム合成を起こしていると考える。
 コンマ数秒程度でも、当然異なる視覚映像が認識されているはずだから、そのずれが合成されれば、両目から得られる視覚映像を合成した時と同じような「立体感」を得られるわけだ。

 スポーツの好きな人間なら、動き回っていた方がボールの動きや周囲の状況をつかみやすいという感覚を得たことがあるはずだ。動くことで過去と現在との視覚情報のずれを大きくし、より効果的に立体感を得ているのかも知れない。(テニスのスプリットステップなんかもまさにそんな感じだな…)

追記

 そういえば『明日に向かって撃て!』の後半に、的を外したガンマン(ロバート・レッドフォード)が、「動いていいか?」といいながら、すさまじい早撃ちを見せるシーンがあったな。あれも動きによる立体認識の例かな?^^;

追記

 2Dの映画でも十分臨場感があるように感じられるのは、過去と今との視覚映像のずれが、脳内で3D処理されているからかも知れない。

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