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2012年11月 4日 (日)

養老孟司、甲野善紀、森田真生鼎談

 先週末に博多まで行って、上記のイベントに参加してきた。

 「鼎談」と言っても、数学を独立して研究している森田真生さんが約1時間、養老孟司さんが約1時間、その後に武道家の甲野善紀さんが加わって1時間半、合計4時間近いボリュームたっぷりの会だった。しかも参加していたのが数十人程度というなんとも贅沢な会だった。

 なぜ突然出かけたのかというと、養老孟司さんが森田真生さんに「脳の中に無限はないのに、なんで無限を考えることができるのか」というお題を投げたとツイッターのつぶやきで読んだからだ。このブログを読んで下さっている方なら、私がなぜその会に吸いよせられたのか察しがつくだろう。

 面白かった。

 森田真生さんはカントールの無限論をわかりやすく語って下さって、あれやらこれやらがすっきりした感じだ。森田さんはああやって我々のような数学と直接には関わりを持たない相手に説明することで、武者修行でもしているのだろうか。

 真剣勝負といった雰囲気の森田さんに対して、養老孟司さんと甲野善紀さんはすいすいすいっと余裕の語りで、それはそれでなんだか行間を読まされているようで楽しかった。

 やはりライブには書籍とかにはない良さがある。周到に用意され構成された「文章」と比べ、「語り」はランダムで脈絡も何もないかのようだ。しかし、その脈絡のなさがいろいろなメタ情報を含んでいるようにさえ思う。

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