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2013年7月 1日 (月)

そんな研究やるんですね。それは「おおっ」ですよ。

 もうすぐ自費出版予定の拙著、『時間認識という錯覚』においても何カ所も著作から引用させていただいている脳科学者の池谷裕二さんのつぶやきでそれとわかったのだが、こんな研究が始まるらしい。以下は文科省のホームページからの引用である。

「こころの時間学 ―現在・過去・未来の起源を求めて―」

「本研究領域は、ヒトと霊長類の時間認識(過去・現在・未来)が生み出されるメカニズムを神経科学の手法によって明らかにし、時間認識に係るヒト病態を扱う臨床神経学者に加え、人間の時間表現に精通した哲学・言語学者や比較認知科学者との共同研究を展開することで、「こころの時間学」という新興・融合領域を創出しようとする提案である。神経科学、医学、認知科学、言語学、哲学等を横断するアプローチから革新的・創造的な学術研究の発展が期待され、他分野への波及効果も含めて新学術領域研究としてふさわしい。」

 おおっ!な訳だが、これより池谷さんのツイッターのコメントの方がわかりやすいかも知れない。

「時間とは何でしょう。心の中の時間は自在に伸縮します。つまり心理時間と物理時間は違います。では物理時間とは何?この世に実在する?「絶対的な時間の流れ」を仮定すれば様々な物理現象が(ヒトの脳に)捉え易くなるのは事実です。となると時間とは脳がそう信じるから存在する仮想軸なのでしょうか?」

「時間は目に見えません。感じるものです。先週、「時間」の不思議を脳科学する新学術領域『こころの時間』が発足しました。代表は北澤茂教授(私は計画班員として参加) こちら→ http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/kenkyuryouiki/1337039.htm …  さて、脳はどう時間を生み出しているのでしょうか。ワクワクします」

 いやわくわくするのは私も同じですよと、思わずコメントをつけたくなるようなつぶやきな訳ですが(と、突然丁寧語になってしまったり ^^;)

 文科省のホームページにはまた次のようにある。

「研究組織は、実績のある多様な研究者で構成されているが、領域全体を横断する手法や仕組みが十分ではなく、計画研究間の連携・統合を促すための工夫が必要である。また、神経科学や哲学的・言語学的な研究成果をどのように連携させていくのかをより明確にするとともに、心理学、哲学、言語学などの研究者については公募研究において補うことが望ましい。」

 公募はともかくとして、おいらの本を送ってみようかしらん。

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