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2014年10月 5日 (日)

アクセス解析について

 ずいぶん前に同じような「日記」を書いたと記憶しているけど、ちょっと思うところあってまた書いている。

 使ってみたことのある人なら知っているだろうけど、ブログにはおまけ機能として「アクセス解析」というのが付いている。これがまたどうしてそんなことまでわかってしまうのかとびっくりしてしまうほどの高機能で、ブログを訪れた人の使っているスマホがiPone5で、IOSの更新をめんどくさがってさぼっているとかいないとか、何時何分にGoogleを使って、何という検索ワードで拙宅を訪れたかとか、そんなことまでわかってしまう。もし使っているのがパソコンであれば、そのパソコンのOS、モニターの大きさや解像度までわかってしまう。

 さらに恐ろしいのが「IPアドレス」と呼ばれるもので、これは一つひとつの情報機器、スマホやパソコン毎に割り当てられている。言ってみれば個体識別番号とでも呼ぶべきもので、つまり誰の所有しているスマホから、拙ブログにアクセスしてきているかなど全てわかってしまうのだ。

 頼んでもいないのに、そんな機能が「おまけ」として付いてきているのは、ひょっとしたらサービスというより、「ネットにプライバシーは存在しない」ということを一般に知らしめるために、どこか政府の一部機関か何かの指導で、そういう機能をわざとつけているのではないかと思うことさえある。

 私のような、個人レベルでもそんな情報を簡単に手に入れてしまえるのだから、例えば警察さんのような本職系が、本気でネットから個人情報を集めようとしたら、それこそありとあらゆることがわかってしまうのだろう。

 よく「インターネットの危険について」等といったテーマの講演会が学校とかでも行われる。それで個人情報をネット上に置くことの恐ろしさや、SNSの「炎上」とかについて、派手に脚色した話がなされる。その内容はそれで別に間違っているとまでは言わないが、ネットの本当の恐ろしさは別の所にあると思う。(そもそも個人情報という点だけでいえば、私の電話番号や住所は、頼んでもいないのにネット上のどこかにあるようだし…)

 ネットの本当の恐ろしさは、自分がどのようなホームページを何回のぞいたか、どのような検索ワードを使ったかが調べようと思えば調べられてしまうという点にこそある。
 「プロファイリング」という言葉がある。映画の「セブン」で、図書館の貸し出し状況から特定のテーマに基づいた書籍を多く借りている人物をチェックし、犯人に迫っていくというエピソードがある。これはネットにも同じことが言える。一般に言われている電話番号などの「個人情報」なんて実際は手に入れようと思えば簡単に手に入るものだ。しかし、その人物がどのようなネットの使い方をしているかという情報は、その人物がどのような「人格」の持ち主であるかという情報をそれを調べる者にもたらす。最初からプライバシーのほとんど存在しない現代において、最も重要な情報は実はそこだろう。つまり貴方の「人格」だ。

 もちろん私だって、100%人に知られて恥ずかしくないネットの使い方をしているかと問われたとしたら、自信を持って「その通り」とはさすがに言えない。くだらないホームページをついついのぞいてみることもある。しかし、いつプロファイリングされてもいいぐらいの覚悟は出来ている。
 むしろ怪しい日記を連発して、ついには「時間認識は錯覚だ」なんて本まで出版してしまったぐらいだから、積極的にプロファイリングしてもらいたいぐらいだ。「意外に普通の人格でしょ」とね ^^;

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