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2014年11月11日 (火)

SF小説「反重力(斥力)物質の作り方」

 日経サイエンスの記事「光子の逆説」を読んだ時に思いついた「量子は球状の波」という発想から始まったこの「量子シリーズ」も際限なく風呂敷が広がって、今回はいよいよSF小説に突入である。

 すなわち、「反重力(斥力)物質」は(理屈の上では)作成可能なのではないかと。

 いよいよ来るところまで来てしまった感もあるが、題名にあるようにあくまでも「SF小説」なので、そう思って読んでいただきたい。

 私はこのシリーズで、量子の実体は球状の波なのではないかと語ってきた。そしてその理屈で質量や重力の仕組みさえ説明してしまえると。→ 「慣性質量と重力質量-等価原理はこうすれば解ける-」

 さて、リンク先をご覧になっていただければわかるだろうが、球状の波である量子の一群が、最も収縮した状態で「対称性の自発的な破れ」によって小さく振動し続けている状態が物体であると、私は勝手に仮説を述べている。そしてその際に周囲の空間から何らかのリソースを奪った状態がアインシュタインの言う「空間のゆがみ」に似た状態を創り出し、それが「疎」の空間として作用して、互いに引きつけ合うのが「重力」の正体であると。

 上記の考え方が正しいなら、今回の題名にあるように、「反重力(斥力)」を持つ物体が存在可能になる。

 「球状の波」は、空間のある一点を中心として、空間の何らかの「リソース」が全方位に向かって伸張と収縮を繰り返すという考え方である。最も収縮した状態で「対称性の自発的破れ」を起こすのであれば、最も伸張した状態でも「対称性の自発的破れ」を起こす可能性があるはずだ。
 もし、そのような状態で物質化したとしたら、通常の物体とは反対に、周囲の「リソース」を濃くするような「密」の空間が創り出される。

 「疎」の空間同士が互いに互いを引き込み合うのが重力だとしたら、「密」の空間はそれを打ち消すか、もしくは反発するように働く。つまり「反重力(斥力)」である。

 もしこのような物体が実在したら、エネルギーの概念は書き換えられ、重力を自在にコントロールして、恒星間の旅さえ容易に可能となるだろう。

 繰り返しますが、これはSF小説です。 

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