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2015年4月 1日 (水)

エイプリルフール-反重力物質が実在したぞ!-

 どこかの国にある「粒子加速器」で、偶然「反重力物質」が作られたそうだ。少しずつ精製して、ため込んでいくうちに、その物質の驚くべき特性が明らかになっていったらしい。

 ホームページ「熊男の住処」を運営する熊男氏によると、その物質を使って宇宙船を建造すると、ほとんど燃料を必要とせずに、惑星間を行き来できる。地表を離れた宇宙船は、何もしなくてもどんどん空に上っていき、地球の重力圏から離れると慣性飛行に移る。そして地球と同等の質量を持つ惑星に近づくと、逆にどんどん減速していき、その惑星の地表でぴったり速度ゼロになって、逆噴射する必要さえない。

 さらに、地球とその惑星との相対速度をうまく利用すれば、十分に余裕のある質量の反重力物質で宇宙船を建造しておくことで、重い荷物を燃料無しで宇宙空間に打ち上げることが出来る。重い荷物を載せれば、地球の重力圏の脱出速度はそれほど大きくならないから、例えば地球の六分の一の重力である月との間を、燃料なしで行き来できる。途中で荷物(通常物質)を捨てることで、宇宙空間での慣性状態の速度を調整すればいいのだ。

 最近、世界一の企業といわれ、人工知能の開発にも成功していると噂される某企業が、原子力発電を研究する会社を一つ買収したと聞いた。これは、某企業が反重力物質の精製に成功し、さらには宇宙船の建造にも成功し、それによって使用済み核燃料を宇宙に捨てる手段を手に入れたためと噂されている。

 さらには、反重力物質と通常物質を組み合わせると、慣性質量ゼロの構造体を作ることができ、これによって空飛ぶ円盤のような動きをする航空機を建造できると、前出の熊男氏が指摘している。
 この慣性質量ゼロ状態は、様々な応用が可能である。例えば、反重力物質で砲身を作り、そのその内部を真空に保つことが出来れば、その砲身を使って発射された弾丸は、最初の瞬間で燃料の爆発と全く同じ速度まで加速される。慣性質量ゼロは、つまり「動かしにくさ」がゼロということだからである。しかしこの弾丸は、砲身を出て空気中に入ったとたんに急激に減速するので、慣性質量ゼロ状態を、通常状態に戻すタイミングが難しいのだが…。
 また慣性質量ゼロの構造体は、どんな衝撃にもそのベクトル方向にそのまま追従してしまう。つまり受け流してしまう。つまりその結果として、その構造物は通常物質をはるかに超える強度を持つ。

 だんだんきな臭い話になってきてしまったが、そもそも最初から人の欲は際限がないものだ。きれいごとを言って、際限のないものを制限しようとすると、あちらこちらに無理が生じる。ならば開き直って、人の欲を積極的に肯定して突き抜けてやればいい。月との間を往復する宇宙船は言わば永久機関のようなものだ。重力による無尽蔵の位置エネルギーをそこから取りだしてやればいい。誰もが奇跡のような豊かさを手に入れた真のユートピアが実現するぞ。少なくとも「金」なんてものでいがみ合い憎しみあう世界より、ちょっとは良い世の中になるとは思わないか?

※ エイプリルフールですはい。

追記

 しまった。月から帰る時に、地球の地表までたどり着くためには燃料がいるなあ^^;
 なかなか都合のいい話はないもんですな。面倒だから、書き直さずにそのままにしておきます。

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