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2017年9月の1件の記事

2017年9月29日 (金)

リライフ(ReLIFE)

 ネット配信前提の漫画で、単行本やアニメーション、さらには映画にまでなったらしいのだが最近まで知らなかった。
 それを何で今ごろそんな時期外れの話題について書き始めたのかというと、どうもその漫画の作者が今の勤務校の出身らしいのだ。で、漫画の主人公達(女子)の制服が、うちの高校にそっくり、というよりそのまんまなのである。
 なんだか大分県のどこかの役所が漫画の人気にのっかって、リライフキャンペーンとかなんとかいうものまでやっているらしい。キャンペーンの中身はよく覚えていないのだが、その漫画について知ったのはその役所の担当者がうちの高校にそのキャンペーンの宣伝に来たのがきっかけだった。

 それでも、まだほいほいそれならとその漫画を読むほどの興味は持てなかったのだが、二、三日前に突然読みたくなって、さっき最新話まで全198話を一気に読み終えてしまった。(最初の70話が無料になっていて、ちょっと読んでみようと思ったらずるずる最後までというパターンだったのだが)

 なるほどと思った。「薬を飲んで高校生の姿に変身」なんて話はもちろん現実にはあり得ないのだが、「変身」の部分を比喩と捉えるなら、普通に「中学・高校時代を振り返る話」とも読める。
 実際、中学や高校時代にトラウマを抱えて生きている人は多いはずだ。

 そうやってぼんやり考えているうちに、私自身も例外ではないと気づいた。中学から高校にかけての様々な出来事が、後の人生に大きく影響を与えていることがはっきりと分かる。

 そういう思い出を言語化してみるのも良いかもしれない。まあつまり自己カウンセリングなわけだが。40年近くも前の出来事で、すでに過去の思い出以外の意味が消えてなくなっている今、他人にとっては何の意味もないありふれた出来事の数々を、文字にしてみるのも良いかもしれない。つまり私にとっての内面的「リライフ」である。

 例えば次のような話だ。

 中学二年の時に、私はとある女の子から告白された。聡明でかわいい女の子だった。私は舞い上がった。あっという間に恋に落ちた。
 ある日、仲の良かった友達の一人から「話を聞いて欲しい」と相談を受けた。どちらかというと早熟で、当時既に今の背丈(170センチちょい)あった私は、どうも番長みたいなキャラでもあったらしい。彼を助けるつもりで「なんだなんだ」と相談に乗ってやった。どうも恋愛関係の相談らしい。
 彼は、私に告白した女の子が、実は彼の元カノだったと言う。彼は、彼女への思いを私にまさに「浴びせかけた」。
 私は板挟みになった。
 私は、恋と友情とどちらも成り立たせようとして、苦肉の策をひねり出した。私は彼女に頼んだ。「一年間待ってくれ」と。「一年間待ってまだ俺のことが好きだったらつきあおう」と。彼女は泣いた。
 私は、一年間を指折り数えて待った。そして一年後に私は彼女に告白し返した。当然のごとく私は振られた。

 リライフを読みながら、そんな話を思い出していた。長い間忘れていた話だ。

 ここに書ける話には当然限界がある。上記の話以上に明らかなトラウマ話はもちろんたくさんあるのだが、書くことが出来る範囲で、時々書いてみようと思う。

 

 
 

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